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二世帯リフォームを極める!

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二世帯リフォームと自然の力

二世帯住宅のリフォームでは、高齢者や小さな子供が
一緒に生活することも多く、自然と家にいる時間が長くなるため、

高気密高断熱で室内環境を機械設備で全部まかなえてしまう
現代の家では、本当に快適とはいえないため、

自然のエネルギーを活かした、
快適な暮らしを望まれる方も多いと思います。

二世帯住宅では、親から子へ引き継がれた家の構造部分を利用し、
壁や窓をリフォームすることで、自然の力を取り込み
又構造部分を活用することで、無駄な材木を使わずにすむ
リフォーム方法があります。

この場合は、建築計画により、自然の力をどの様に活用するか考えます。

夏の暑さ対策では、太陽が真上を通る真夏の日差しを、
遮る工夫を窓や壁に設けます。

屋根には長めの庇を設け、西側の壁には西日対策に
大きな窓を設けないこと等です。

南側の壁には、冬の陽だまりも取り入れたいので、
縁側やテラスを設けることで直射日光を避けます。

そして、窓を開けたときに風が通りぬける計画とする事も大切です。

このときには、空気の性質を利用します。
熱い空気は上に行きます。

涼しい空気を下から取り入れて、熱い空気が外へ流れ出るよう
屋根などに換気口を設けます。

自然の力を取り入れた二世帯住宅では、小さなお子さんの体にも
優しいここちよい環境をととのえてあげたいですね。

次は、夏と冬の温度があまり変化しない
土の中の性質を利用する方法です。

二世帯住宅リフォームでは、家族の生活スタイルは
一人一人違うため、家全体的に室内環境が保たれることが望まれます。

そこで、地下5m~10m位の土の中は、
年中一定温度を保っているので、その中に空気の通る道を作り、
その空気を循環させて家の中の温熱環境を調整するのです。

少し大掛かりな設備が必要ですが、
年間を通して、厚過ぎず、寒過ぎず快適です。

ここでは、太陽の日差し、風の通り道、地熱等を利用した
計画を少しお伝えしました。

あなたの二世帯住宅も自然の力と長く付き合っていけそうですか?

リフォームの際にご検討下さい。
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