二世帯住宅リフォームにも、ユニバーサルデザインの考え方である
『誰もが無理なく使うことが出切る事』があります。
その中でも、特に高齢者・身体障害者に配慮した
計画の範囲にバリアフリーがあります。
この計画には、バリアフリー法に建築物各部の寸法基準に関する
法律があり、専門的な分野でもあります。
二世帯住宅では、高齢化社会の基、親世帯では90代までの
住まい方を考える時代です。
リフォームすることで、在宅でも自立した生活を送りたいと
考える方も多いと感じます。
一方、子世帯では共働き家族が多い中、
保育所の待機児童は増加していて、若い母親には厳しい環境ですね。
このような背景から二世帯住宅へリフォームを考えるのは、
自然な事のように思います。
もちろん、バリアフリーリフォームには費用がかかります。
しかし、高齢者に配慮された計画は、小さな子供にも使いやすく
親の不安も軽減されるのではないでしょうか。
では、二世帯住宅リフォームに望むバリアフリーの
基本的な事を考えて見ましょう。
・段差をなくすこと
1㎝の段差は、車椅子には障害となります。
又体の不自由な高齢者は、わずかな段差でつまずく事もあります。
・床を滑りにくい材質にし、識別しやすくすること
おもっている以上に動けないものです。
視覚的なことにも配慮が必要です。
・手すりを付ける
手軽なリフォームです。
お風呂やトイレ、玄関などに取り付けるといいですね。
・室内環境の調整
室内でも寒い部分と暖かい部分ができてしまい、温度差があると、
高齢者にはショックが大きい事もあります。
又、お部屋の明るさの感じ方も変化していきますので、
足元灯や調光機能も取り入れ、色使いにも配慮しましょう。
そして、緊急時の連絡先や防犯システムについても検討下さい。
いかがでしょうか、ゆとりのある計画が
心のバリアフリーと、なりましたか。
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